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AWS Summit Japan 2026参加レポート
こんにちは、メディア局企画開発部の玉置(2022年入社)です。
幕張メッセで行われた「AWS Summit Japan 2026」に参加しました。クラウドコンピューティングやAIイノベーションの最前線を学ぶ国内最大級のイベントで、毎年4万人近い人が集まります。
システムをめぐる需要や脅威は日々多様化し、エンジニアの仕事も多岐にわたります。外に出て新しい情報をインプットし、日々の業務へのモチベーションを再確認する時間が大切だと感じています。所属する企画開発部は、部員のイベント参加に積極的な職場なのでとてもありがたいです。

システムをめぐる需要や脅威は日々多様化し、エンジニアの仕事も多岐にわたります。外に出て新しい情報をインプットし、日々の業務へのモチベーションを再確認する時間が大切だと感じています。所属する企画開発部は、部員のイベント参加に積極的な職場なのでとてもありがたいです。
今年は3年連続3回目の参加です。昨年12月に米ラスベガスで開催された「re:Invent 2025」に行ったことで、それまでの「何かおもしろい事例を知りたいな」「仕事のモチベーションを補給しに行こうかな」といった漠然な思いから、意識が大きく変わりました。


re:Inventは毎年開催される世界最大のAWSカンファレンスで、世界中から6万人以上のエンジニアが集まります。最先端の技術発表や事例を5日間浴び続ける中で、「いくら最新の知見を吸収しても、知って終わりでは意味がない。自分たちの課題に引きつけて、チームに還元して初めて価値になる」と強く感じました。その経験があったからこそ、今年のAWS Summitには、はっきりとした目的意識を持って参加することができました。
企画開発部は、読売新聞オンラインをはじめとするWebサービスやニュース配信基盤、最近では生成AI関連のプロジェクトなど、さまざまなシステムをクラウド上で運用しています。AWSの利用実績も複数あり、チームとして着実にスキルアップしてきました。入社1年目のメンバーも早い段階から戦力としてプロジェクトに加わり、実践の中で力をつけています。
ただ、経験を重ねるほど「もっとうまくやれるはずだ」という気持ちも大きくなります。構築や運用で得たノウハウを、プロジェクトが変わっても次のチームへ引き継ぎ、進め方そのものの質を高めていく仕組みが作れないか。今ある仕組みをさらに一歩進めて、構築だけでなく運用の自動化や、セキュリティ対応の高度化にも広げていけないか。そういう課題意識を持ってセッションに臨みました。
冒頭のスペシャルセッション「AIエージェントが変える企業の未来」では、企業に残るレガシーなシステムのモダナイズ(最適化)の障壁の話がありました。
既存の仕組みが「とりあえず動いている」からこそ、改善よりも現状維持が優先されてしまう。移行に伴うコストやリスクが、技術的負債を解消するメリットよりも重く見える。これはまさに自社の環境でも感じていることで、前例通りにやれば確実だけど、毎回少しずつでもアップデートしていく風土を作りたい、という自分の課題意識と重なりました。
私としても、「正論だけど現実はそう簡単じゃない」という気持ちと「でもそれは現状維持の言い訳だ」という気持ちの狭間で揺れながら聞いていました。
ただ、どの成功事例にも共通していたのは、一朝一夕に変化した組織はどこにもなく、登壇者の皆さんの地道な積み重ねがあったということです。私も、すぐに大きな成果を出そうと焦るのではなく、小さいところから着実にチャレンジしていこうと思いました。
昨年末にラスベガスre:Invent会場で直接聞いたAmazon CTOワーナー・フォーゲルス氏の基調講演の内容が、このセッションでも紹介されました。芸術と文化を融合させたルネサンス期の発明家のような、新しいエンジニア像「ルネサンス・デベロッパー」になるべきだ、とのスピーチでした。5つの重要な資質として、「好奇心」「システム思考」「コミュニケーション力」「オーナーシップ」「ポリマス(博学者)」を挙げています。

技術総合職の仕事は「インフラやシステムの管理」と認識しがちですが、その先にあるビジネスやイノベーションこそが本質だと気付かされました。
一日中いくつものセッションを聴講し、組織のインフラ運用に関するさまざまな事例やTipsを学びました。共通するメッセージは「継続的に取り組んで、文化を醸成しよう」というものでした。
今回持ち帰った課題意識やヒントは、早速チーム内で共有しました。「こういうことをやっていきたい」という話を始めています。
すぐに成果が出るものばかりではありませんが、こうして外で得た刺激をチームに持ち帰り、少しずつ形にしていけるのがこの仕事の面白さだと感じています。