COLUMN
新・川越工場建設中
現在、埼玉県川越市に新しい新聞印刷工場を建設中です。2026年1月の本格稼働に向けて、工事は佳境に入りました。 印刷工場の新築工事に携わるのは、私たち技術総合職(エンジニア)の重要な業務の一つです。読売新聞では新聞印刷工場を全国31拠点持っています。

読売新聞のエンジニアは、建屋や機械の仕様検討、工事日程の調整、輪転機の印刷テストまで、プロジェクト全体を推進する役割を担っているんですよ。部員がほぼ毎日、入れ替わり立ち替わり現場に足を運び、工事の進捗を見守っています。
大きな予算が動くため責任は重く、大変なことが沢山あります。設計図面を確認する段階で大丈夫だと思っても、実際に工事が始まってから気付く課題があり、現場を走り回る日もしばしば。それでも、みずから設計に携わった建屋や設備が、日に日に形になっていく様子は見ていて感慨深いです。
新聞はどれくらい大きな機械で印刷しているかご存知でしょうか?
どのくらい長い用紙に、何色のインキで印刷していると思いますか?
新工場は、こうした疑問に答える見学設備を充実させます! デザイナーとタッグを組み、奥深い情報や未知の世界を読者へ届ける新聞の醍醐味を伝えるデザインを、施設の随所に散りばめています。見学者専用のホールを設けて、印刷機械の仕組みを解説する動画もご覧いただけます。機械の稼働を俯瞰できるような見学ステージも設置します。
数多くの実績を積んできた大手建設会社の現場責任者に日々アドバイスをもらいながら、今も試行錯誤を重ねています。


見学コースは工場稼働後まもなく一般公開します。
私たちの思いが詰まった新工場、乞うご期待!