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読売新聞は2024年が創刊150周年

読売新聞は2024年が創刊150周年。「行動指針策定委員会」で会社の未来について考えました。このメンバーでもあるME職の安部からお届けします。

安部 裕太

制作局 生産企画部

――現在の仕事を教えてください。

 生産企画部という部署で、読売新聞の印刷工場の改修や、新工場の計画づくり、設備の検討などを行っています。建築レイアウトから機械の細かい仕様を決めるところまで、業務は多岐にわたります。普段の仕事に加えて、創刊150周年行動指針策定委員会の一員を務めました。社内横断の組織で、良い刺激になりました。

――読売新聞を志望した動機は何ですか。

 大学では化学工学を専攻しました。「どうやってつくるのか」を学ぶ学問です。化学メーカーやエネルギー関連企業へ就職する先輩や同期が多かったのですが、私は新聞制作のプロセスを考えることに魅力を感じ、読売新聞を選びました。新聞の特徴は2つあります。一つ目は、在庫を持てない点です。多くの工業製品とは異なり、新聞はその日届ける分だけを印刷します。プロセスを考える上でこの点が面白いと感じました。二つ目は、必ず「届ける」ということ。東日本大震災のような、いかなる天変地異があっても読者の元へ新聞が届く仕組みを構築したいと思いました。

――行動指針策定委員会の取り組みを教えてください。

 社内の各部局から若手・中堅社員14人が集まり、全社員の羅針盤となる「行動指針」を策定しました。まず、150年の歴史や、読売新聞の社論の基礎である「読売信条」について学び、これまで読売新聞が大切にしてきたものへの理解を深めました。全社員に率直な思いや考えを知るためのアンケートを行い、メンバーで様々議論を重ね、読売新聞のありたい姿を「新聞社を超える新聞社」と定義しました。これを実現するため、「挑戦」「信頼」「謙虚」などの価値観が必要だと考えています。読売新聞のWebページ内に特集ページがあります。是非ご覧ください! 私たちの思いが詰まってます!

――意識の変化はありましたか。

 日々の仕事では目の前の事に一生懸命になりがちですが、社内の他の部局との交流は全体を捉える機会となり、メディアエンジニアが何を期待されているかを感じたり、役立てることがないかを考えたり、これまでとは異なる視点が得られました。それぞれ違う仕事をしているのだけど、最後は新聞という一つの商品に集約されるのが新聞社の魅力です。新聞制作のプロセスを突き詰め、部署を横断するような更なる最適解を探していきます。また、多くのコンテンツを生み出している会社なので、そういったデータを上手に活用し収益につなげる仕組みも作っていきたい。「技術者を超える技術者」を目指します。読売新聞はやりたいことが実現できる会社で、懐の深さがあると思います。

――休日の過ごし方は。

 ルービックキューブ、数独などのパズル、詰将棋を解いていることが多いです。インドア派ですね。数独は難しい問題が好きです。考えるのは疲れますが、解けたときの爽快感、頭を使っている感じが心地よい。家族に話すと「疲れるならやめたら?」と言われます。理解されないですね(笑)

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